台所をベースとし、おいしい時間と理想のテーブルからライフスタイルを作る
料理教室 山口飲食主宰 キッチンベースドスタイリストの山口 さきです。
6月のライン@では、レシピには書かれていない。料理上手へのステップをテーマにお届けします。
そんな第一弾は「お米」について。
1合と1カップの違いって??
レシピに記載されているカップ・・・・って??となってる方のために今日はお話しさせていただきます。
やっぱり、日本人。お米食べてなんぼですよ~。普段、軽量しているお米専用のカップがないときあなたならどうする?計量カップを使う??
1カップとは?
1カップ=200ml、200ccのメモリまで入れた量です。
1合とは??
炊飯器についているカップの口いっぱいまで入れた量です。cc、mlで直すと180ccです。
一升瓶をイメージしてみると
一升=10合なんです。ということは一升=1800cc。
よく、田舎でかきまぜ寿司(ちらし寿司)をするときに、一升でこしらえたというのは10合使ったということ。
実際にどれくらいか比べてみました
透明なグラスに入れて、横に並べてみるとこんな感じです。
1合の米が左、1カップの米が右です。
米をはかるときのPOINT
ぎっしりつめない。米を水が入った池だとすると、水を1回汲むイメージ。さっとはかって上まで入ってたらOKです。カップをトントンを上下させてぎっしりつめると重さが変わってきて、あれ、なんだか堅い炊き上がりになっちゃた・・なんてことになります。
美味しいお米のとぎ方で知っておくべきPOINT
そもそもなぜ、お米を洗うのか?というと、表面についたぬかを落とすためです(白米基準で話してます)
米には縦に筋状の溝があり、そこにぬかが詰まってるんです。
米は水を入れた最初、1分間は特に吸水率が高いです。最初の1回目に美味しいお水を使ってあげると炊き上がりも甘く美味しくなりますよ~。
手早く、表面についたぬかを落としてあげることが美味しい炊き上がりを作ってあげるPOINTです。
水が冷たいからといってぬるま湯や、お湯であらうとどうなるかというと、吸水率がアップしぬか臭さがアップしてしまうんです。なので冷たいからといってぬるま湯で洗わないようにしましょうね。
おいしいお米が炊ける。当たり前のような、基本のことですが・・・そんな基本を知ったうえで毎日台所に立つのと、基本を知らないままで台所に立ち続ける。少し先の1年後、2年後をイメージしてみるとどうだろう?きっと、うんっとおいしさのレベルは一つ上にいってますよね。
大切な人と過ごすテーブルの上。これから彼を作る人や結婚して毎日ごはんを作るようになる方に活用してもらいたいな~。
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