7週に渡り、ほっと一息からだもこころもゆるめるスープ時間をテーマにお届けいたします。
第4弾の今回は、「いただきます」ということをテーマにレシピをお届けします。
第一弾、「シンプルが贅沢、丸ごと煮込むだけの白菜と豚肉の塩麹スープ」はこちらから
第三弾、「冷える身体におすすめ、豆乳トマトポタージュ」はこちらから
ほうれん草たっぷりソーセージの豆乳スープ
(材料) 4人前
- ほうれん草200g
- 玉ねぎ1個
- しめじ200g
- ソーセージ8本
(調味料)
- 水400ml
- 無調整豆乳400ml
- 塩麹大さじ3
- オリーブオイル大さじ2
作り方
1.玉ねぎは薄切り、しめじは軸を切りほぐす、ほうれん草は根を切り落とし3センチの長さにざく切り、ソーセージは真ん中に切れ込みを1筋入れる。
2.鍋にオリーブオイルをひき、玉ねぎを入れ弱めの中火で炒める。透き通ってきたらしめじと塩麹の4分の1くらいを入れ混ぜ、弱火にし蓋をして10分蒸し煮にする。
3.10分後、ほうれん草とソーセージ、水、残りの塩麹を入れ、さらに10分弱火にかけて煮る。
4.10分後、豆乳を入れ沸騰しないよう温め完成です。仕上げにソーセージにマスタードなどお好みで添えるのもオススメ
本日のレシピ担当
発酵おうちごはん®︎料理教室 山口飲食レシピブログスタッフ 奥嶋由香里
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朝晩の冷え込みが、だんだんと厳しくなってきました。まだ12月手前ですが、外に出る時には、手袋やマフラーダウンジャケットが手放せません。
寒い一日の始まり、台所シゴトの始まり。寒く冷え込む日に自然と頭によぎるのが、やっぱりスープのこと。身体ほかほかあったまる一杯のスープ。
今回は、たっぷりのほうれん草に合わせてみんなが大好きなソーセージを添えました。
特別な出汁、スープストックはいりません。
お野菜を蒸し煮にすることで、しっかり旨味を引き出しています。さらに、ソーセージに入れた1本の切れ目からも旨味がジンワリ出ていて、スープに深みを与えてくれます。
ちょうど旬を迎えたほうれん草は、これからさらに厳しくなる寒さの中、凍える冷たい風にさらされ、内側にじっくりと甘みや栄養を蓄えます。お野菜たちも、いかに生き残り種を残そうかと必死です。
お野菜を育ててくださる農家のみなさんは、厳しい寒さの中で収穫作業を行い、冷たい水でお野菜を洗います。とても一筋縄にはいかない作業をしてくださっています。
畑から食卓へ、言葉では簡単に書けますがこの道のりは果てしないものです。
農家さんが大切に大切に育ててくださった、その気持ちをいただく。種を残そうと、まさに!必死に生きているお野菜の命をいただく。
お肉だって、同じ。食事って、みんなの命を頂くこと。
だから私達は、
手を合わせ、命を「いただきます」
夕暮れ時の薄暗い中、ポツリ、また、ポツリと暖かい光が家に灯されていく時間。仕事や学校を終えた家族は、家路を急ぐ足どり。
台所ではトントン、コトコト小気味良い音がしてきます。温かいスープを作り、一日外風にさらされた家族の身体と、気持ちを芯からポカポカ〜っと、あたためてくれるスープを仕込みましょ♪
食卓に座り湯気立つスープを囲んで、さ!みんなで「いただきます」(^^)[:]