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みなさま、こんばんは。発酵おうちごはん®︎料理教室 山口飲食の山口さきです。
今回より7週に渡り、ほっと一息からだもこころもゆるめるスープ時間をテーマにお届けいたします。 第1弾は、「シンプルが贅沢」ということをテーマにレシピをお届けします。
シンプルが贅沢、丸ごと煮込むだけの白菜と豚肉の塩麹スープ
材料(4人前)
- 白菜・・・1/4株
- 豚バラ肉・・・200g
- 漬け込み用塩麹・・・大さじ1
- にんにく(すりおろし)・・・1/2片
- 出汁(いりこ出汁もしくは鰹出汁)・・・600ml
- 塩麹・・・大さじ1,1/2
作り方
- 豚バラ肉に漬け込み用塩麹、にんにくを揉み込み20分以上漬け込む。
- 洗って水気を切った白菜の間に、1を重ねていく
- 鍋に出汁を入れ、2をそのまま入れ中火にかけ、沸騰したら塩麹を加え、弱火にして蓋をして20分煮る。(すぐに食べない場合はそのまま冷まして味を馴染ませるとより美味しい。
- 食べるときに3の白菜を取り出し、食べやすい大きさにカットし器にのせスープを注ぐ。
- お好みでトッピングに柚子の皮、柚子胡椒、黒胡椒などをかけても美味しいです。
本日のレシピ担当
発酵おうちごはん®︎料理教室 山口飲食 代表 山口さき
詳しいプロフィールはこちら→プロフィール
「シンプルが贅沢」
大人になり、この言葉がようやく料理においても分かるようになりました。
「シンプルだからこそ分かる季節の味わい」を大切にすることで、旬をもっと身近に気軽に感じることができます。
季節が変わり、早生(わせ)ものが出始めるときに決まってすることがあります。
それは、「あれやこれや足さずにシンプルにまずは味わってみること」いつの間にか、これは私の中でのルーティンのような季節のお楽しみごとになりました。
例えば、
栗が出回る時期は、茹で栗や、栗ご飯からなど
いきなりモンブランにはいきません(笑)
深く味を記憶させたい
人生を楽しむ料理を作りたいから。
1年中出回るものではないからこそ、シンプルに素材の味わいからまずは感じたい。 そう思うのです。
寒くなると出回りだす白菜もみなさまの食卓に気軽にのぼり始めた頃だと思います。 切って煮込む前に、芯から出る出汁、丸ごとから感じる深い味わいを 潔く出汁と塩麹、それに豚バラ肉の甘さを重ねて、弱火でコトコト煮込むという工程が食材同士を優しく包んでくれますよ。 ほっと一息からだもこころもゆるめるスープ時間。
まさに、カラダもココロもゆるむと思います。 1口目は目を閉じて、じんわり味わってくださいね。[:]